気になる事を考えつづけてしまって、他へ気をそらせなくなる時の対処 (提案 No.1)

 

ふと気がつくと、長時間悩み事ばかりを、考えてしまっていることはありませんか?

 


とくに眠りたいのに、眠れない時などは、ぼんやりしているうちに悩み事が、頭を離れなくなってしまう事が、多いのではないでしょうか?

 

 

まあ、うつ病にかかれば、仕事やら家庭やら、いろいろ悩みは尽きませんし、ある程度はしかたがないですね。

 


しかし、途中まで答えが出たかな~と思っても、いつの間にか、かなり前に考えていた、位置に戻ってしまって、答えから遠のいていたりする事があります。

 

 

そんな事を何度も繰り返して、簡単そうな問題であっても、答えにたどりつかないような状況にもなります。

 


これは俗に思考のループとも呼ばれますが、大まかに言えば、精神思考抑制という、カテゴリーの症状の一種です。

 


「思考」 という、脳の作業をじゃまする症状とも言えます。

 

 

うつ病にはよく見られる症状で、そういう状態におちいった場合、早めに考えるのをあきらめて、休息を取る方がいいなどとも言われております。

 

 

しかし、そうは言われても、なかなか悩み事から、考えをそらせないことも多いですよね。

 


何も考えないようにするのも難しいですし、他の事を考えて、気を紛らわせようとしても、新しい議題が出て来ないので、けっきょく元の悩み事に戻ってしまうことも、よくあると思います。

 

 

こんな時におすすめなのが、瞑想に入る言葉遊びのような方法です。

 

 

実は、これは眠れない時にやる、瞑想法としてネットで紹介されておりましたが、私自身が何度かやってみた感じでは、なかなか眠れませんでした。

 


「すごく効いた~!」 と言う体験者もおりましたので、人によっては効くようです。

 

 

ただ、何度かためしているうちに、他の悩み事を考えないで、言葉遊びに集中できるという面では、とてもいい方法だということに気がつきました。

 

 

そもそも、この瞑想法とは、瞑想する時に頭を空っぽにして、心を無にするのが難しいので、瞑想状態に入るコツといて、開発されたような手法です。

 


脳というものは、何か有益なことを考えていると、「今眠ってはいけない」 と、眠らないような努力を、自然にしてしまうので、脳が 「これは大事じゃないから、眠ってしまおう」 と思うような、無益な事を考えよう、というような理論でなり立っております。

 

 

一つの議題や悩みについて、継続的に考えているのは、一連のつながった思考なので、脳は 「大事な事だ」 と認識しやすい、という話もききました。

 


この瞑想法で、眠りに落ちる事ができないにしても、悩み事から気をそらせたい時に、とりあえず気を紛らわせる、効果はあると思います。

 

 

 

【瞑想法のやりかた】

 

まず、好き勝手な言葉を一つ選びます。

 

 

例として、『カステラ』 でやる事にしましょう。

3~5文字くらいの言葉がいいように思います。

 

 

次に カステラの 「か」 から始まる言葉を、次々と思い浮かべます。

 

 

カレー、片仮名、駆け足、関東、カリントウ、かるがも、加藤茶、、、、、 と、とにかく 「か」 から始まる言葉を、思いつけるだけ思い出して行きます。

 


この時、前後の単語は、関係が無い言葉を、選ばなければなりません。

 


カレー、カレーチャーハン、カレーのルー、カツカレー・・・・・ というような、関連がある物は、NG です。

 

 

また、考えた言葉は一個いっこ、頭の中にその物や動きなど、イメージを思い浮かべます。

 

 

カステラの 「か」 で、何も思いつかなくなったら、カステラの 「す」 で始まる言葉。「す」 も、言葉を出しつくしたら、「て」 ・・・・・ という風に、とにかく言葉を思い出しつづけます。

 

 

前後に関連が無い、ただ言葉を思い浮かべるだけというのが、脳が 「今、無駄なこと考えてる~」 と認識しやすいんだそうです。

 


これをやっていると、少なくとも、悩み事を考える余裕はなくなります。

 

 

うつ病では、なにかに集中したり、長く続けるのが辛い症状もあり、この方法ではうまく行かない、場合もあるとは思います。

 

 

でも、まあ自分に効くかどうか、ためしにやってみるのはおすすめです、と言えるくらいには、信用できると私は思いますので、気が向いたらやってみてください。

 


お大事にどうぞ。

 

 

 

☆ヤフーブログでも、うつ病関連情報を紹介しております。

よろしかったら、ご訪問下さい。

 

blogs.yahoo.co.jp