天気がぐずつくと、うつ病の具合が悪くなってしまう人が多い
天気がぐずついたり、温度差が激しかったり、湿気がうっとうしかったりすると、うつ病はだるさが増したり、気分が落ち込んだりる人が多いそうです。
だから、梅雨は嫌な季節です。
元気な時でも、天気が悪いとだるさは増すのでしょうが、元気だと何かやっているので、だるさにあまり気が回らないんでしょうね。
この時期、私はできるだけ天気の事を考えないように、天気予報や雨のニュースを、
見たり聞いたりしないようにして、過ごしております。
しかし具合が悪くなる、仲間が多いということは、私の症状の改善には、まったく関係ないのですが、ちょっと気分は楽になりますね。
うつ病の症状は、理由が分からないのに悪くなったり、自分の症状は特殊なのか、
それとも、他に同じ症状で苦しんでいる人が居るのか、分からないところも不安要素です。
よくある症状だと言われると、とりあえず新種のヤバい病気を、併発したというわけではないのが分かるので、安心だと私は思います。
悪化する症状は、私の場合は疲れがひどくなる、外出などが辛くなり、行動範囲がせまくなる、家事がすすまなくなるなどが主なところです。
ここ数日は、メガネをつけているのが辛くなったり、目の疲れが目立つような気がします。
テレビは音は聞いていても、映像はあまり見ていません。
動く物を見るのが、疲れるのかな~?
ネットで精神疾患を持つ方のブログなど見ると、頭痛や腰痛、その他の身体的痛みが多くなるような人も、けっこいらっしゃいますが、私はそうでもありません。
今はありませんが、腕が筋肉痛のような、痛みを感じることはありました。
また胸から、わきの下の辺りに、違和感を感じる事があり、乳癌の検査を受けたこともありましたが、癌は発見されず、うつ病関連の痛み(そんなに痛くはない) だったのかな~と今は思います。
抗うつ剤は女性ホルモンかなにかに、影響をあたえるものもあるようで、母乳が出る (数滴ていど) とか、生理が止まったり、来る日がずれたりという事もありました。
胸のあたりの痛みや突っ張り感も、その系列の症状か副作用だとは考えられます。
乳癌の検査をしてくれた医師が、乳腺が少しはってるみたいだけど、なんでかな~?といった事も言っていましたが、異常というほどでもなかったらしく、検査は異常なしという結果でした。
けっきょく、うつ病は脳内物質が、正しく活動しない事が原因といわれておりますので、脳から間違った信号が出て、あっちが痛いとか、こっちに違和感とかを感じるんだとは思います。
筋肉が本当に痛んでいるわけでもないので、痛い部分に薬を塗っても、効かないような場合も、理屈的には合っていると思います。
それにしても、対策としては治るのを待つしかありません。
抗うつ剤は増やしたり、種類を替えたりすると、その薬に慣れるまでに、数週間具合が悪化する場合もあり、それだったら天気の回復を待った方が無難です。
症状の悪化が、我慢できないほどであれば、薬の量を見直すのはおすすめですが、「ここ数日、少々元気が無いな~・・・・ 」 という程度であれば、ただ待つ方がいいとも思います。
かの英国首相 ウインストン・チャーチルも、うつ病を時々わずらう人だったそうで、うつの事を 「黒い犬」 と呼んでいたという話は有名です。
そのチャーチル氏も 『ただ、過ぎ去るのを待つのみ』 という言葉を残しています。
尚、現在ではチャーチル氏の病は、うつ病と言うよりは、躁うつ病であろうという説もあります。
いや、近年躁うつ病は 「双極性障害」 という、なんかカッコイイ名前に変わりました。
躁うつ病はハイとロウがあるため、双極性障害ですが、うつ病はロウのみの病なので、単極性障害と呼ぶこともできるそうです。
平仮名の病名は、なんか大した事ない病気のような印象があるので、漢字の名前にして欲しいと前々から思っているのですが・・・・・
その点からすでに、うつ病は周囲の人や社会に、軽く見られる運命にあるような病ですよね。
鬱という漢字は難しすぎるので、画数で言えば10~12画くらいの、ほぼ誰でも知ってるが書くのはちょっと面倒、ぐらいの漢字を選んで欲しいです。
「単極性障害」 なら悪くないですね。
尚、近年出て来た 「気分障害」 という名称は、小学校1~2年生で習う漢字なので、却下です!
※ さっき調べたら 「気」 が一年生、「分」 は二年生でした。
英語でも depressive disorder から、 mood disorder になったので、かなり書くのが簡単になったんですが・・・・・ まったく、精神科医ってのは、患者よりも面倒くさがりなんでしょうねぇ。 ブツブツブツ
ともあれ、これから梅雨にかけて、天候のせいで、具合が悪くなる可能性もありますが、慌てずに対処するのが一番です。
お大事にどうぞ。
ヤフーブログでも、うつ病について書いております。
よろしかったら、ご覧ください。