うつ病やその他精神疾患で、受けられる公的サービスをざっくりまとめてみました。お金が心配な人必見!

 

今までも、ちょこちょこ精神疾患を持つ人が受けられる、日本政府の支援サービスをご紹介して来ましたが、ザックリ全体をまとめてみることにしました。

 

 

ちなみに、この記事はかなりの部分で、闘病経験者の ホッシーさんのサイトを参考にしております。

 

 

詳しい申請のしかたなどは、彼のサイトの方が分かりやすいですので、どうぞ。
ほっしーのメンタルハック https://hr-diary.com/seido-matome 

(受けられる支援のまとめページ

 

 

 

 ~ 受けられる主な支援の種類と順番

 普通に働いていてうつ病にかかった場合を想定しています。

 

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  うつ病で受けられる、お金の支援一覧 ☆

 

 

1.自立支援医療
    

うつ病の通院治療が、窓口負担 1割に減額されます。 お薬代も1割負担になります。 入院は3割です。

 


2.障害者手帳


初診から 6ヶ月経つと申請が可能です。 公共交通機関や公立の施設の利用料割引。

市県民税の減額など、自治体によっていろいろなサービスが受けられます。

 


3.障害年金


初診から 1年 6ヶ月経つと、申請が可能です。 障害の重度によって、いくらか年金が受給できます。厚生障害年金に加入していた人は3級からもらえるが、国民年金だった人は2級相当からでないと年金がもらえないといった、細かいルールはありますが、申請してみてもらえたら、もらっとけばいいんじゃないかな?・・・ と私は思う。

 

 


4.傷病手当金

 

仕事を休職した場合に健康保険組合からもらえる、収入のサポートです。

最長 1.5年で、給与の 3分の2 が支給されます。
     

くわしくはホッシーさんが申請した時の記事が分かりやすいのでどうぞ。      

hr-diary.com ※うつ病でも双極性障害でも、申請のしかたは同じです。

 

 


5.失業保険

仕事を辞めた場合、ハローワークに通ってなんやかやしているともらえます。     ※私がもらったのは、そうとう昔なので忘れましたが、失職後数ヶ月で3ヶ月ほどいただいたと思います。

 

 


6.生活保護


幸いなことに私はもらった事がなく、詳しく分からないので、ほっしーさんのサイトか、行政のホームページなどをご参照ください。

ケースワーカー直伝! 生活保護の基礎知識 (ホッシーさんの記事) 

https://hr-diary.com/seikatuhogo

 

 

 

 

 

うつ病にかかる人は、平均すると真面目で普通に仕事を持っており、プライドが高い人も多いため、行政の支援など受けたくないと思う場合もあるでしょう。

 


しかし、お金に困ったっために、うつ病が (働くのに) 十分な程度回復しないうちに、働き始めてしまい、悪化を招く人は後を立ちません。

 


責任感が強いばかりに、うつ病を長びかせてしまう人が多いと言ってもいいかも知れませんが、ともかく、うつ病にはそういう落とし穴が、、、、 しかも、深い落とし穴があります。

 


ちょっと治っては悪化させ、また治っては悪化させてしまって、20年浮き沈みをくり返す、私のような患者が、落とし穴にはまった一例ですね。

 

 
ちなみに、昔は再発という言い方をしておりましたが、近年はうつ病は完治しないのだから、再発はおかしいという事で、悪化という言い方をするようになりました。

 


これは、ここ10年程度のことですが・・・・

 


まあ、私自身元々ガンコなところがあり、他人のお世話になりたくないので、貯金をチビチビとり崩しながら、年金も障害手帳も取得せずに来ました。

 


納税者の皆さんに迷惑をかけるのも嫌なので、お金がありそうな人を選んで、なんとか結婚にこぎつけ、今はその人だけを苦しめつつ (苦笑) 、仲良く生活しております。

 


傷病手当は20年ほど前に一度もらいましたが、、、、 10年ほど前に、3年弱働けて、また悪化した時に申請したのは、申請が通らずにもらえませんでした。

 


ともあれ19年前、傷病手当の期間が終わって、その後貯金も無くなって来た時に、障害年金をもらって、もう数ヶ月でも働かずに療養を続けていたら、もしかしたらここまで長引く事なく、もっとイロイロできた人生があったのではないかと、考えなくはありません。

 


今となっては、私はそれを後悔してもしかたありませんけどね。

 


でも、今現在、仕事を辞めてお金に困りだし、うつ病の具合は良くないけれど、働き始めようかな~?と考えている人がいたら、ぜひ年金などを利用して、もっと治療を続けて欲しいと願ってやみません。

 

 

昔は精神科医は、うつ病が治りかけて来た時期には、頑張って働いた方が治りが早いなどと言っておりましたが、悪化して戻って来る患者が多かったために、ここ10年くらいは療養期間を長めにして、仕事復帰もすすめて来なくなりました。

 


治りかけた病が悪化してしまうと、絶望して自殺するような人も多かったのではないかと、私は推測しております。(医療業界はそのぐらいの失敗をしないと、方針を変えないですからね)

 


しかし医師がまだ理解できていないのは、お金が無くなるのを放置するというのは、仕事をすすめているのと同じことだということです。

 

 
いや、「すすめる」 などといったゆるい物ではなく、ほとんど 「働け!」 という強迫だと私は思います。

 


この脅迫と闘いつつ、うつ病の療養をしようというのも、効率が悪いに決まっておりますので、お金の問題を少しでも解決する事で、うつ病の治療の失敗も防げるのではないかと、私は考えています。

 


国の方も、医療費や年金がかかる患者が、いつまでも治らないのは困るのですから、1~2年年金を払っても、その後ガッツリ働ける体に戻ってくれれば、税金もたんまり取れますし(笑)、最終的には得になるハズなんですよね。

 


なんと言っても、うつ病患者は真面目な人が多く、元気になったら ニートやプー太郎という、屈辱的立場にあまんじていられませんので、ほぼほぼ必ず納税者に戻るんですよ。

 


この辺りは、精神科医はよく理解できないようで、「年金などもらうと、患者は働く気がなくなる」 などと考えて、患者に障害年金の情報を、ひた隠しにしたりもするのですが、、、、

 


その勘違いが、うつ病を治りにくい病にしてしまっているんじゃないかとも、私は思います。

 


ともあれ、お金に困ったら政府の助けを借りてでも、生き残りましょう!

 

 

日本国民は死にそうな病気の人を、ほっておくような心無い事は絶対にしない、心の優しい民族です。

 

 

と言うか、自分だって元気だったら、助ける方の仲間に入ると思いますよね?

 

 

‥‥‥ 嫌でも、税金でとられちゃうか?(笑)

 

 

危ない時は、心配せずに頼りましょう!

 

 
お大事にどうぞ。

 

 

 

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