うつ病の通院治療は、患者の一割負担になる制度があります。

 

すでに利用している方は、当然だと思っていらっしゃるかとは思いますが、厚生労働省から、うつ病の自立支援制度というのがあります。

 


通院して、継続的な治療を受けている人に、医療費の自己負担を、一割にしてくれる制度です。

 


また収入額によっては、月額いくら以上は、患者が負担しなくていいという、負担の限度額もあります。

 

 

薬代も 1割負担になりますので、とても大きいサポートです。

 

 

ご利用でない方は、ぜひ申請をしてみて下さい。

 

 

申請の方法は、かかっているお医者さんに聞いて下さい。

(病院を決めて、継続通院する必要あり)

 


・・・・と言うか、こんないい制度を紹介してくれない医師は、やめた方がいいようにも思います。

 


私は現在、一月に2500円ほど、通院と薬代を払っておりますが、3割負担であれば、7500円になります。

 

 

収入が無い身としては、5000円負けてもらうのは、本当にありがたい事です。

 

 

この制度について、知らない人が居るようだと、ブログにコメントをいただいて思い出しましたが、私も一番最初に行った病院では、説明を受けなかったようで、数年間 3割を払っておりました。

 


仕事ができない期間に、少しでも医療費を減らしてもらえるのは、大きな心の安らぎなのですが・・・・・ まあ、たまには気の利かない病院があるようですね。

 


ちなみに10年以上前ですが、私が行っていた気の利かない病院は、大きい大学病院です。

 

 

ノーベル賞を取ったドクターも居た病院で、他の医療はいいのかどうかは知りませんが、私は二度と行きたくないですね。(プンプン)

 

 

医療費支援 (自立支援制度) について、分かりやすい解説があるサイト
 Liva Magazine:  https://liva.co.jp/qa/qa/811

liva.co.jp

 

 


厚生労働省のホームページにも、県や市のホームページにも、自立支援の紹介は

ありますが、なんか字が多く読みにくいです。

 


あまり詳しい知識がなくても、うつ病と診断されて、通院する病院が決まれば、

あとは医師にきくと案内をくれるので、大丈夫です。

 

 

健康保険証が使える、まともな病院に行くのは大事ですね。

 

 

また、この支援制度が申請できれば、窓口負担が1割に減額されるような、大へんな病にかかっているという証明でもありますから、家族や周囲の人に、「病気で働けない」ということを理解してもらいやすいという、メリットもあると思います。

 

 

まあ、あの ケチな厚生労働省 が(笑)、お金を出すから治療して、早く治ってくれと言うのですから、ちょっとやそっとの病気ではありません。

 

 

患者さん自身も、ヤバい病だという覚悟を持って、治療に当たって欲しいですが、周りの人にも 「風邪や、胃もたれのような、3割負担の病気とはレベルが違う」 と分かってもらうのは大切です。

 

 

せっかく今まで税金を払って来たのだし、うつ病が治って働きだしたら、また税金を取られるのですから、国の制度はどんどん利用してくださいね。

 


尚、この制度は他の精神疾患にも使えます。

以下の病気で通院治療をしている方も、よろしかったらご利用下さい。


統合失調症
気分障害うつ病双極性障害
強迫性障害
知的障害(精神遅滞
自閉症スペクトラム障害アスペルガー症候群など)
パーソナリティー障害

 


場合によっては、こちらも可らしい↓

認知症などの器質性精神障害
アルコール・薬物などの物質使用による障害
てんかん
不安障害(不安神経症
摂食障害過食症・拒食症)

 

 

 

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