オタクという人種が、うつ病患者の結婚相手に向いている訳
前回の記事で、うつ病でお金に困ったら、オタクと結婚するといいという、意見を書きました。
これは、私の夫がかなりのオタクなので、経験にもとづく提案です。
しかし、あの記事だけではオタクの良さが、いまいち伝わらないと思いますので、『この点が、うつ病患者と生活するのに向いている』 というポイントをいくつか、ご紹介したいと思います。
まず、何よりもいいのは、自分の趣味を持っている夫(または妻)は、放置しておいても、寂しがらないという事が言えます。
うつ病では、人間をかまうのが、とにかく辛い時がありますので、この特性はとても助かります。
逆に毎日つきまとうと、うざったがられるので、そういうラブラブ生活はあまり夢見ない方がいいとは言えますが、放っておいても一人で遊んでいてくれる、オタクな夫は、気を使わずに済むので、とても重宝です。
次にいいのが、人物像が分かりやすいという事かと思います。
「電車の模型を眺めて喜んでいる、大の大人の気持ちなど分からな~い!」 と、言いたいお気持ちは分かります。(笑)
しかし、少なくともそういうオタクは、電車のオモチャを与えておけば、幸せらしいという事は分かりますよね。
心情を共有できなくても、その人が何を好むかがわかると、対応がしやすくなります。
何が好きで、何が嫌いか分からない人には、何をプレゼントしたらいいか分からないですが、好みが分かっていれば困りません。
その趣味が自分の趣味と合わなくとも、趣味が分かりやすい人間は、行動などの予想が立てやすく、そういう意味で分かりやすいと言えるのです。
ちなみに、うちの夫はドラクエが好きなので、会社から帰ると毎日やっております。
夕食後に 「今日も戦いにおもむくのですか、勇者よ?」 などと聞いてあげると、とても喜びます。。。。 単純なものです。(苦笑)
そう言えば、キモいオタクという人種は、世間の人々からあまり優しく扱ってもらった経験がありませんので、多少優しくしタダけでも、けっこう有難がるなんていう、長所もあるかも知れませんねぇ。
しかし、お返しは期待しない方がいいです。
親切にされていないオタクは、親切に対するお返しというのも、良く分かっていません。(笑)
まあ、なんせ今までモテなかった人間ですから、何事にもあまり期待しない方がいいでしょう。
更に、オタクという人種は自分の趣味に対しては、かなりテンションが高くなる場合もありますが、他の面では大人しい人が、多いのではないでしょうか。
趣味以外には、積極的ではないとも言えます。
こちらはうつ病ですから、何かにつけ積極的に行動されると、ついて行けません。
「ダイエットのために、いっしょにジョギング始めようか?」 などと、積極的なことを絶対に言い出さない人の方が、付き合いやすいのは言わずもがなです。(苦笑)
最期に、これは行き遅れの人、全般に言えることかも知れませんが、ある程度の家事が出来るというのも、助かるポイントですね。
実家暮らしで、何でも親がやってくれた人は、そうでもないかもですが・・・・
十数年も独身生活をしていれば、洗濯機の使い方が分からないという事はありませんし、「申しわけないけど、自分で アイロンかけて~」 と頼めば、シワシワのまま着るなど(笑)、やってくれるかどうかはともあれ、ちゃんと対応を心得ております。
うつ病でイロイロ出来ない時でも、カップラーメン生活にも慣れていますので、独身時代を懐かしんで食べてくれています。 (たぶん)
何というか甘えて欲しくない時に、突き放しても生きていられる人種、それが 「行き遅れ」ではないでしょうか?
・・・・・ 結局、夫をディスっている、記事のようにも思えますが、悪くとられがちな性格や習性も、うまく生かせると長所にもなりますので、利用するように心がけるのはコツかも知れません。
残念な事ですが、人間 30、40代になれば、性格や習慣はなかなか変わりませんので、結婚してから変えようと考えるのは、問題が多くなると思います。
改善より、有効利用が楽に人生送れるでしょう。
よけいに希望が無くなりましたか?
うつ病の時は、通常よりもネガティブ度数が3倍強になりますので、それは仕方ないですね。(苦笑)
お大事にどうぞ。
☆おすすめの関連記事☆