うつ病の人間が、生活のために結婚するなら、最終的にはオタクがおすすめ (苦笑)

 

うつ病で働けない期間が長く、貯金も使い切って、次の家賃が払えないという状態まで来たら、とるべき道は 2つあります。

 

 

生活保護を申請するか、誰かにお世話になるかです。

 

 

いや、翌月の家賃が払えないのでは、申請が通るのに間に合わないので、そういう状況が近い将来に見えてきたら、そろそろ考えるべき時期ですね。

 

 

私はうつ病で長年働けず、貯金も無くなり、生活保護も考えはしましたが、どちらかと言うと結婚の方がまだ、プライド的に許せるかと思い、結婚に踏み切りました。

 

 

破れかぶれの結婚にも見えますが、偶然いい人に巡り合い、今は楽しく治療にはげんでおります。

 


うつ病は2~3年以内で完治する人が、70 ~ 80%と言われますので、結婚で逃げようと思う前に、治っている場合が多いとも思います。

 

 

しかし、長年治らずに困窮してしまったら、自力救済ばかりを考えず、だれかに頼って生きる道を模索するのは、病を生き残るために必要な手段です。

 

 

うつ病で働けない場合、結婚相手に迷惑をかけるのが、結婚前から分かっているので、ここを心理的に乗り越えるのが、実は一番のハードルではないかと、経験者の私は思います。

 

 

私も結婚したのが 41歳ですので、「40代になる前に、結婚しておきたい!」 という節目の年にさえ、まだ決心がつかなかったとも言えます。(苦笑)

 

 

うつ病になる人の性格は、平均的に真面目で、他人の世話になるのを良しとしない、プライドの高いところがあるので、簡単に 「結婚に逃げれば?」 と言われても、そうする気にはならないですよね。

 


まあ、10年後くらい先の未来に、まだ病気が完治せず八方ふさがりになった時に、「そんな手も、まだあったな~」 と、思い出してもらえれば幸いです。

 

 

思い出す必要がなければ、それが一番ですけどね。

 

 

 

さて、仕事で自立するのを泣く泣くあきらめたら、実際にどういう人間が、うつ病患者の結婚相手として、適性があるか探ってみたいと思います。

 

 

成功した人間と同じ方行で、同じ結果にたどりつける保証は無いので、あくまでも一例として考えて欲しいのですが、しかし多少の参考になる部分は、あるだろうと思います。

 

 

尚、病気が治って来たら、結婚していても仕事には戻れますので、べつに経済的自立を、完全にあきらめている分けではありません。

 

 

あくまでも、うつ病が治らない状態が、このまま続いたら、しかたがないから結婚相手に養ってもらうという、計画です。

 

 

まず、うつ病患者が健常者より、結婚したい人間として勝っている部分を、明確にしたいと思います。

 


うつ病患者で、お金が無く、職につける見込みも、少なくともしばらくは無い人間が、健常者より有利な点は、「妥協が出来る」 謙虚さがあるという事です! (苦笑)

  

 

「もう少しましな人居ないかな~?」 と思っている、一般的な結婚したい人達よりも、生活がかかっている分、必死でもありますし、妥協しなければならないという自覚があります。

 

 

これは 「一生結婚しなくてもいいや」 と考える人間が、増えている昨今の日本において、とても大きい利点です。

 

 

私の夫は鉄道おたくでフリーパスの切符を買って、あちこち電車を乗り歩いたり、コンピューターを自作したり、暇があればタブレットを出してゲームをしたりと、かなりディープなオタクです。

 


見た目もいわゆる、チビでデブと言われる体形。

 

 

その上、昔は全身ユニクロで暮らしておりまして、私と付き合いだして、やっとライトオンに行くように説得ましたが、苦節十年、それ以上高級な服を着る気には、なってくれないようです。(笑)

 

 

彼の同僚には50万円のスーツを着ている、オシャレさんも何人か居ましたが、彼は今でも格安オーダーメイドの、5万円くらいのスーツでとても幸せそうです。

 

 

このように、上げれば切りがない夫の「モテないポイント」も、こちらが妥協しなければならない立場ならば、それほど気にはなりません。

 

 

私の夫の場合は大企業の中間管理職で、経済的にはとても安定しています。3LDK新築マンションを買ってくれたから、もう他はどうでもいいやという感じですね。

 

 

夫は付き合ってみたら、性格はまずまず問題ない人でしたが、私が健康であったら、付き合い「始める」 事は無かったタイプの人だとも思います。

 

 

こういった 『付き合わないと、いい人か悪い人か分からない人』 は、世の中多いですよね。

 

 

そういう人が 「試しに付き合ってみてくれる人」 に出会わなければ、一生独りで過ごす事になります。

 


結婚したい気持ちは無くはないけど、出会いが無いタイプの人とも言えます。

 

 

そういう人は、男でも女でもおりますので、男性うつ病患者の方もあきらめずに、探して欲しいと思います。

 

 
うちの夫の場合、大企業社員で給与もいいはずなのに、一度も結婚していないし、女性と付き合った経験もほとんどないという、いわゆるモテない男でしたから、異性に好かれない特性を持っている事は、あきらめる必要がありました。

 


しかし、そこさえ許せる程度であれば、結婚相手としてはむしろ優秀とも言えると思います。

 


積極的に独身でいる人は、マイナス面の大きな結婚に食いつくわけはありませんが、結婚する相手に出会えないで、残り物になってしまっているという、内気と言うか、人付き合いが苦手な人間は、男も女も沢山いるので、探せばすぐ見つかるとも思います。

 

 

こちらが最低限、要求したい特徴を持っていて、かつ一般受けしない特徴を持っている人を探すのが、相手を探すときのコツです。

 

 

一般受けしない要素の多い、うつ病患者が言うのもなんですが、結婚するかしないかは、極論すると 「短所を補う、長所があるか無いか」 だと思います。

 


長所が短所を補えないほどならば、結婚はしない方がいいでしょう。

いや、普通しませんよね?

 


恋に落ちたらしちゃうのかな~? ・・・・・ 私的には、無いですけどね。(笑)

 


ともあれ生活をかける相手ですから、長年付き合える程度の、性格の一致はある人でなければ、本末転倒です。

 

 
1~2年お世話になって、次の人を探せるパワーがあれば、それでもいいですが、うつ病が再発しやすい人は、そんな楽観はできないので、なんとか細く長く、お付き合い可能な程度の人が理想ですね。

 

 

最期に、結婚に向いているオタクの特徴として、趣味にあまり大金をつぎ込んでいない人を選ぶのはマストだと思います。(笑)

 


いくら稼いでいる人でも、自分で使ってしまっている人では、こちらとしては要望に合致しません。 ここは是非、早めに確認して欲しいと思います。

 

 

うちの夫は私に対してもケチで、中古のコーチのバッグが、半額セールだった時しか買ってくれませんが、自分に対しても意外とケチで、コンピューターオタクのくせに、6年に一度くらいしかパソコンを買い替えません。

 

 

無料でもらえるカタログを眺めて、CPUがどうの、プロセッサーがどうのとブツくさ言ううのが、彼の趣味の時間です。

 


退屈ですが、お金のかからない趣味なら、べつに妻としては文句はありません。(笑)

 

 

カタログをもらいに、電気屋へ行くガソリンが、もったいない程度ですね。

 


今年は、PS4を買ってしまいましたが、テレビゲーム好きなくせに、プレーステーションを買ったのは、初めてという、、、、、 無料ダウンロードゲームが、大好きな男です。

 

 

オタクとしても、レベルがあまり高くない気がします。

 


正直、オタクのコア度で言ったら、私の方が高いんですよね~(笑)

 

 

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ゲームはやらないが、スライムのフィギュアは作る私。

(たま~にヤフオクで売ったりもする)

 

 

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