このブログは患者本人が、うつ病の知識を広めるために書いております。

このブログは、25歳 から 19年間、回復・再発をくり返すうつ病患者 が、うつ病の患者さんや、そのご家族に知っておいて欲しい、闘病情報をご紹介しています。

 

 

 

多少でも希望を持てるような、情報を提供できれば幸いです。

 

 

 

うつ病はよく 「心の病」と呼ばれますが、本来は「脳の病」と呼ぶべき疾患です。

 

 

 

 

簡単に言えば、脳の中の情報伝達物質 (セロトニンノルアドレナリンなど)が、正常な働きをしないために、動きたくない、疲れが取れない、頭が働かないなどの症状があらわれます。

 

 

 

しかし、うつ病にかかって病院で治療を受けると、脳の話はあまり聞きません。

 

 

 

精神科医は、脳の機能がにぶっている患者に、難しそうな医学的な話は、しないのが普通です。

 

 


また実際に説明を聞いても、うつ病で記憶力や理解力が低下していて、よく分からないという場合も多いと思います。

 

 


そのため 「うつ病は心の病」 「うつ病は、ヤル気が出なくなる病気」 「うつ病では、

働く気にならない」 などという、簡略化した解釈ばかりが患者にも、世間にも浸透して

しまいました。

 

 

 

この傾向は、うつ病患者と家族を苦しめることになっていると、私は思います。

 

 

 

「ヤル気が出ない」「元気が出ない」 などといった症状は、誰が聞いても体の一部が悪いというよりも、気の持ちようの問題のように聞こえます。

 

 

 

うつ病患者が親、友人、会社の上司や同僚などから、「頑張ればなんとかなる」 とか「努力が足りない」 などといった事を言われ、無理な努力をして、病気を悪化させる原因にもなっております。

 

 

 

しかし「うつ病は、脳内物質の働きが異常になる病気」 と言われれば、誰も 「もっと根性だせば?」などとは思いませんよね。

 

 

 

「頑張れば、脳内物質は正常に動かせる!」 などと言う上司は、まあ居ないでしょう。

 

 

 

この 『頑張ってなんとかなる病気ではない』 という理解が、全国的に広まれば、

うつ病の治療中である患者さん達の、ストレスを緩和するために、絶対に有効

だと思います。

 

 

 

このようなテーマを主軸に、私は去年からYahooブログの方で、闘病記を書いて来ました。

 

 

しかし、記事が増えすぎて、まとまりがつかないので、他社のブログでもう少し簡素に、まとめてみようと考え、このブログを開設いたしました。

 

 

 

このブログの記事は、すでに一度書いた記事を、改訂しているものですので、ご興味がありましたら元のブログの方も、ご覧いただけたら幸いです。

 

 

 

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