うつ病でお金や仕事がなく、それでも結婚したいなら、かわった趣味を持つ人はおすすめかも


働けないくらいの病状で、困窮していてるうつ病患者は、どこかの時点で障害者年金か、生活保護か、だれか頼れる人を探すかを、選ばなければならなくなります。

 

 

まあ、死を選ぶ人もおりますが、、、、 うつ病からの金目当て結婚を、経験している私としては、こんな私でもうちの夫一人くらいなら、多少は幸せにしているように思うので、うつ病ぐらいで人生をあきらめることはないと、確信しております。

 

 

私は以前より、お金があるけどモテない人間 (女性でも男性でも)は、うつ病患者と結婚するには適していると、推奨して来ました。

 

 

詳しく言えば、オタクで、しかし収入の割に、趣味にお金をかけていない、という2つの点を満たしている人間です。

 

 

つまり、うちの夫のような人ですね。(笑)

 

 

しかし、もっと分かりやすい例を、芸能人で見つけました。

 

 

深夜番組の、「出川哲朗のアイアムスタディ」 という番組で、結婚できない男の問題を、取り上げているのを見ておりましたら、結婚出来ない男代表として、アンガールズ田中君が、ゲストになっておりました。

 

 

アンガールズ田中と言えば、キモイ芸人として有名です。

 

 

健康な女性ならば、「ぜんぜんダメ!」 と言う種類の、男性だなとは私も思います。(苦笑)

 

 

しかし、テレビにはそれなりに出てますし、もうキャリアは長いので、一発屋ではないですよね。

 

 

番組MCをやるような、トップの芸人ではありませんが、コンスタントに仕事があるので、そこらにゴロゴロいるサラリーマンなんかより、ずっと稼いでいるのは、疑いがありません。

 

 

番組内では、女性が結婚相手に求める、平均的な年収は600万円以上で、これは

独身で結婚適齢期の男性の、100人に 5人しかいないという、悲しい事実を紹介しておりました。

 

 

アンガールズ田中くんは、無論それ以上稼いでますと、証言しておりました。

(本人発表ですが)

 

 
収入が良くたって、生理的に嫌? ・・・・・・ それを言っちゃうと、まあ確かにね。(笑)

 

 

ともあれ、収入面がうつ病患者の結婚相手に、適しているのは分かったので、他のチェックポイントを見てみましょう。

 

 

田中くんの趣味は紅茶と、コケ (植物) だそうですので、変わり者ではありますが、公序良俗的に恥じるようなものではありません。

 

 

うちの夫は、パソコン・ゲーム・鉄道オタクですから、紅茶の方がオシャレだし、刑事ドラマの相棒の杉下右京さんみたいで、いいな~と思ってしまうくらいです。

 

 

彼の趣味から察するに、彼が妻に求める最低限の能力は、自分が仕事で出張している間に、大事なコケを枯らさないように、面倒見る能力でしょう。(笑)

 

 

高価なティーカップなんかは、割られると困るので、たぶん自分で洗うと言うでしょうから、皿洗いが上手なんていう能力は、とくに必要ないと思います。

 

 

コケの植え替えや、植木鉢選びなども、自分でやるでしょうから、妻の方は彼が留守の時、かかさず水をあげる人であれば、とりあえずはOKなのですね。

 

 

うつ病患者でも、十分にできそうな事ですよね。

 

 

アウトドア好きな人と結婚してしまうと、いっしょに山に登ろうとか、海にもぐろうと言うかも知れないので、うつ病患者としては困ります。

 

 

うちの夫は家に居れば、「おーい、コーヒー入れてくれ~」 なんてことも言いますが、田中君は 「お前の紅茶の入れ方は、間違ってんだよ~」 とか言って、自分でやりそうです。

 

 

そこも、動きたくないうつ病患者としては、助かりポイントです。

 

 

「あなたの入れる紅茶って、なんでこんなに美味しいの?」 などと、喜ばせるお世辞を言うようにしておけば、自分が飲むときは、こっちの分もついでに入れてくれるでしょうから、なおさら便利でしょうねぇ。

 

 

アイアムスタディの中で、紹介されておりましたが、コアな趣味を持つ男性は、「普通じゃない自分ってカッコイイ」 と考えている場合が多いので、不自然でない程度にほめるのは、上手くつき合うコツです。

 

 
私も2人でテレビを見ていて、新幹線が出たりすれば、「やっぱ日本の鉄道はレベルが違うね~」などと、お世辞を言います。(苦笑)

 

 

直接夫本人ではなく、夫が好きな物をほめるのが、喜ばれやすいですね。

 

 

 

 

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 番組内で紹介された、結婚できない男性の特徴
(私はキャリア女性で行き遅れの人も、こういうタイプが多いと思う)

 

 

 

また、番組でも議論が盛り上がっておりましたが、こういうタイプの人は、「そんなモノを買って来て、馬鹿じゃないの?」 とか 「紅茶 100g 5000円って、ありえないでしょ!」などと怒られるのも好きです。

 

 

この点は、私は数年前までよく把握していなくて、夫に関しては失敗しました。

 

 

うちの夫は、電車のプラモデルに関しては、小さい B-トレインショーティーという、お安めなシリーズが好きなのですが、「それは元値が安くて、将来プレミアがつかないから、もっと高いのを買いなさい。」 と私は怒ってしまい、以来そればかり集めるようになってしまいました。(苦笑)

 

 

今思えば、「かわいい~、これ私も好き~~」 と言っておけば、興をそがれて買わなくなった、かも知れないですね。

 

 

まあ、それは個人の問題なので、ここではどうでもいい事ですが、上記のように趣味がしっかりある人間は、相手をするのが割と簡単だという事は、分かってもらえるかと思います。

 


共感を持てなくても、とりあえずこの話題なら、会話になるというのが、分かりやすいのは、人間関係を構築する上で重要です。

 

 

趣味が無いから、これから二人で何か始めよう、などと言うような人と結婚すると、うつ病患者はついて行けませんから、うまく行かないだろうとも思われます。

 

 

もちろん、愛があるのであれば、それも乗り越えられるのかも知れませんが、収入が無いし、元気もないから、だれか面倒見てくれないかな~?・・・・ というような、希望がある場合は、愛だの恋だの贅沢は言えませんね。

 

 

しかし、お見合いや出会い系で結婚する人が多い昨今、キッカケは金銭目的でも、いい人が見つかる事が絶対ない、なんてことはありませんので、大丈夫です。

 

 

逆に言えば、健康な人だって、結婚で失敗している人は、山ほどおりますよね。

 

 

以前にも書きましたが、私が考えるうつ病患者の、最大の売りポイントは、「妥協ができる」ところです。

 

 

こちらは、仕事もない、お金もない、元気もないと、ないない尽くしの人間ですから、相手を選べないという認識があり、ある程度なら我慢するという、覚悟もあります。

 

 

うちの夫も、いわゆるチビで、デブで、オタクという、モテない代表のような男です。

 

 

しかし、お金はあるし、真面目に働いていて、性格も温厚ですので、付き合ってみたら意外にいい人の、典型でもあると思います。

 

 

言いかえれば、長所が短所を、上回っているから、問題ないんですね。

 

 
「結婚したくないわけじゃないけど、なんか出会いがなくて~」 などと言う、30代後半から40代の人間が、とても増えているという昨今、うつ病だからと言って、あきらめるのはまだ早いと私は思います。

 

 

まあ、でもうつ病の具合が悪いと、婚活なんかする気にならないでしょうから、まずは治療に1~2年ついやしてでも、元気になるのが先決だとも思います。

 

 

20代くらいだと、1年棒にふるなんて、もうお終いだと考えがちですが、40過ぎて、そのうち15年くらい、うつ病と格闘していた私としては、なぜ発病から 1~2年の時に、もっと治療に専念しなかったのかと、残念でなりません。

 

 

皆さんは、どうぞ心して治療にはげんでください。

 

 

ちなみに、くどいようですが、うつ病で 『治療にはげむ』 と言えば、毎日薬を飲んで、ゴロゴロして、脳と体を休めて暮らすことを言います。

 

 

パッと見簡単そうですが、仕事や家計や将来が心配なうつ病では、この毎日ゴロゴロが、精神的に過酷な生活です。

 

 

心して、ゴロゴロしていてください。(苦笑)

 

 

お大事にどうぞ。

 

 

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